こんにちは!アウトドア&車中泊が大好きなほりさんです!
今回は、私の愛車「スズキ・エブリイワゴン」にポップアップテント付きルーフキャリアを取り付けた体験をシェアしたいと思います。
結論から言うと、「もっと早くやっておけばよかった!」と思えるくらい快適でした!

◆ エブリイワゴンを選んだ理由
まず初めになぜ我が家は数ある車の中からエブリイワゴンを選んだのかをご説明します。
■ 1. 軽とは思えない広々とした車内空間
エブリイワゴンの魅力のひとつは、なんといっても広い室内空間。
後部座席を倒すと完全なフルフラットになり、大人2人が余裕で横になれる広さを確保できます。
テントを張らなくてもそのまま寝られるので、雨の日のキャンプや車中泊旅にもぴったり。
しかも軽自動車サイズなので、狭い山道やキャンプ場のサイト内でも取り回しが楽です。
■ 2. 圧倒的な積載力でキャンプギアも楽々収納
エブリイワゴンは“軽バン”をベースにしているため、荷物の積みやすさは抜群。
ハイエースのような大型車に比べるとコンパクトですが、うまく積めばファミリーキャンプ道具一式も余裕。
筆者は自作の収納棚を取り付けており、下段にキャンプ用品、上段に寝具を置くことで
“走るベースキャンプ”のような使い方をしています。
👉参考:【積載チャレンジ】家族4人分のキャンプ道具をエブリイワゴンに限界まで積んでみた話
■ 3. 車中泊仕様やDIYカスタムがしやすい
エブリイワゴンは、アフターパーツが豊富でDIY派にも人気。
イレクターパイプで棚を作ったり、断熱材やベッドキットを取り付けたりと、
自分のスタイルに合わせた車中泊仕様にカスタムしやすいのが魅力です。
ネット上にはエブリイ専用のベッドキットやサイドバー、収納ラックなども豊富に販売されており、
“自分だけのキャンピングカー”を比較的安く作ることができます。
👉参考:「【DIY】イレクターパイプでエブリイワゴンの収納棚を作ってみた」
👉参考:【DIY記録】スズキエブリイワゴンに引き出し収納を自作!ファミリーキャンプの積載問題を解決した話
■ 4. 維持費が安く、長距離ドライブも安心
軽自動車なので税金や高速料金が安いのはもちろん、燃費も実用的。
ターボモデルなら高速道路でも十分な加速性能を持ち、山道や登坂もストレスなく走れます。
アウトドアは遠出が多くなりがちですが、エブリイなら維持費を抑えながら趣味を楽しめるのが嬉しいポイント。
■ 5. コンパクトなのに頼れる四駆設定あり
アウトドア派にとって嬉しいのが、4WDモデルの存在。
雪道や悪路、ぬかるんだキャンプ場でも安心して走れるため、オールシーズン活躍します。
軽量ボディ+4WDで、まさに「どこへでも行ける軽ワゴン」。
釣りやキャンプ、登山のアプローチカーとしても理想的です。
■ 6. ファミリーでもソロでも使いやすい万能車
後部座席を立てれば家族4人が快適に乗れるし、倒せば一瞬で“アウトドアモード”に変身。
平日は通勤や買い物、週末は車中泊やキャンプに出かけられる、日常と非日常を両立できる車です。
◆ なぜポップアップテント付きルーフキャリア?
車中泊に慣れてくると、どうしても「車内が狭い」と感じるようになります。
そこで見つけたのが、ルーフテント一体型のキャリア!
ポップアップ式のテントは展開も簡単で、設営時間はたったの5分ほど。
これなら急な雨でもサッと対応でき、さらに地面のコンディションに左右されないのが魅力です。
ルーフキャリアにサイドオーニングが格納されており展開・撤収にかかる時間はわずか2分~3分ほどです!
■ ポップアップ式ルーフテントとは?

ルーフテントとは、車のルーフキャリア上に設置する折りたたみ式のテントのこと。
キャンプ場に着いたら、梯子で車の屋根に登りテントを持ち上げるだけで数分で設営完了。
中にはダンパー付きでスムーズに開閉できるタイプや、
アルミシェル構造で断熱・防水性が高いモデルもあります。
最近ではエブリイワゴンに載せられる軽量タイプ(約20〜30kg)も多く、
車中泊やソロキャンプにぴったりです。
【メリット編】エブリイワゴン × ルーフテントのここがスゴい!
① 地上から離れた快適な“2階寝室”
ルーフテントの最大の魅力は、地面の影響を受けない快適な寝床。
地面の湿気や虫、砂埃を気にせず、清潔で安定した環境で眠れます。
高さがあるため風通しがよく、夏の夜でも涼しく過ごせるのもポイント。
キャンプ場では“屋根の上の秘密基地”として子どもたちにも大人気です。
② 車内スペースをそのまま荷物やリビングに使える
車内で寝る必要がなくなるため、
エブリイワゴンの広い荷室をキャンプ道具や調理スペースとして使えます。
下段でくつろぎ、上段で寝るという“二層構造キャンプスタイル”が可能に。
軽バンでも大人4人ファミリーキャンプができるようになります。
③ 設営・撤収が超スピーディー
ポップアップ式ルーフテントは、
折りたたみ式テントのように時間をかけて設営する必要がありません。
数分で展開・収納できるため、
「到着してすぐ寝たい」「夜釣りの休憩に使いたい」といったシーンでも大活躍。
④ 軽バンのコンパクトさをキープしたまま“キャンパー化”
ルーフテントはボルトオンで脱着可能なので、
普段使いでは取り外して軽バンとして使用することも可能です。
常設のキャンピングカーのように車体構造を変えないため、
「車検対応」や「維持費の安さ」を保ったまま手軽にキャンパー化できます。
【デメリット編】導入前に知っておきたいポイント
① 車高が高くなる(約2m〜2.2m)
ルーフテントを載せると、車高は2mを超える場合がほとんど。
そのため立体駐車場や自宅ガレージに入らなくなることもあります。
また風の影響も受けやすくなるため、
高速道路ではスピードを控えめにするのが安全です。
② 燃費が悪化する
ルーフテントは空気抵抗を増やすため、燃費が1〜2km/Lほど落ちるケースもあります。
特に高さのあるスクエアタイプを選ぶ場合は、走行性能への影響も考慮が必要です。
③ 重心が上がり、横風に弱くなる
車体の上に50kg以上の重量物を載せるため、
カーブや横風時の安定性がやや低下します。
特にエブリイワゴンのような軽量ボディでは、
安全運転と積載バランスに注意が必要です。
④ テント内での防寒・防音は限界あり
ルーフテントは車中泊よりも外気温の影響を受けやすく、
冬は冷え込み・夏は日差しがダイレクトに伝わります。
断熱インナーや電気毛布、ポータブルファンなどの装備を併用すれば快適度が大きくアップします。
⑤ 価格は意外と高め(20〜40万円+キャリア代)
人気ブランド(Front Runner、ARB、KingCamp、DODなど)だと、
ルーフテント本体だけで20〜40万円前後。
さらにルーフキャリアやベースバーが必要になるため、
トータルでは約30〜50万円の予算を見ておくと安心です。
◆ 実際に取り付けたルーフテント&キャリア情報
🔍 製品概要・スペック・コンセプト
- 「TiNY HydEouT “Classic” 標準モデル」は、軽自動車からフルサイズのSUVまで幅広い車種に対応するモデル。
- FULLFUNZ オフィシャルサイトでは、定価や納期案内が公開されています。
- “Classic” モデルは、比較的シンプルで汎用性を重視した設計になっており、余分な装飾を抑えながら必要十分な機能を備えた製品、という印象を受けます。
- 「Act2」仕様という表記もあり、改良版・進化版がラインナップされているようです。
- 製品名:FULLFUNZ製 TiNY HydEouT "Classic" 標準モデル-Rooftop Tent
- 1200幅 レギュラーモデル
ラックサイズ(収納時のサイズ)長さ196×幅120×高さ13.5cm
ルーフテントスペース:長さ180×幅100×高さ100cm
サイドオーニングスペース:長さ188cm×奥行き230cm - マテリアル:アルミニウム
テント生地:300D PUコーティング ポリエステル オックスフォード
耐水圧:2000mm
専用クロスバー、専用フロアマット、専用取り付けステー付き - 本体重量:34kg(取り付けステー、クロスバーを除く)
- 取付参考時間 約2時間
【レビュー】エブリイワゴンにポップアップテント付きルーフキャリアを取り付けてみて車中泊&アウトドアが快適に進化!
◆ 使用してみた感想:まさに移動式秘密基地!
初めて使ったのは、福井県の小浜港で釣り車中泊をしたときです。
釣りは夕方と早朝に最も釣れる時間(時合)がくると言われており釣り場で車中泊をするのにぴったりです!
テント内部は大人1人が寝られる広さで、車内を妻や子供たちにゆっくり寝てもらえるので、ファミリーでの釣り車中泊に最適です。
何より高い位置に寝ることで風通しや海を眺める景色抜群です!
◆ 気になる注意点
- 風の強い日には揺れを感じることがあります(あまり風の強い日は危険なのでテント展開はできません…)。
- 燃費はやや悪化(ルーフに34kgの荷物+空気抵抗あり)
- 入れなくなる立体駐車場がでてくる(高さ制限要注意)エブリイワゴンにつけた場合は2.1mまでの立体駐車場には入れました!
◆ 取り付けの費用感と作業時間(2024年9月頃情報)
- ルーフテント本体:217,800円
- 取り付け工賃:約15,000円(ショップ依頼)
- 合計:約25万円前後
DIYでの取り付けも可能ですが、安全性を考えて専門店に依頼することをおすすめします。
◆ まとめ:エブリイワゴン×ルーフテントは最高の組み合わせ!

「軽自動車でここまでできるのか!」と驚くほど、アウトドアライフが豊かになりました。
キャンプ、車中泊、釣りなど、どこでもすぐ寝られるという安心感は、何物にも代えがたいです。
テントとして使用しない場合でもルーフキャリアとして荷物もたくさん積めるのでキャンプの際も重宝してます!
軽自動車でのアウトドアが手狭に感じている方は一度検討してみてください!