2025年6月頃にコストコで EcoFlowの最新ポータブルエアコン「WAVE3」 が税込79,800円で販売されているのを見つけて、迷わず即買いしてしまいました。
以前からWAVE2の存在は気になっていましたが、今回のモデルチェンジで性能が大幅に進化したとのことで期待値MAX。実際にこの夏に使ってみた感想をレビューしていきます。


暑い!暑すぎるニャ!
日中は40℃近い気温が続きこんなに暑いとアウトドアに行くのも危険レベルです。
そこで今回は車中泊などに活用できそうなEcoFlowのポータブルクーラーを購入してみたので実際に7月~9月まで使用してみて感じた事をエブリイワゴンを使った検証をしながらレビューしていこうと思います。
WAVE2からWAVE3で改良された主な点
まずは前モデルからの進化ポイントを整理してみます。
- ダクト内の断熱性能UP → 車内の熱を社外に排出するダクトが熱くなるのを軽減。
- 冷房性能:1.5kW → 1.8kW に向上。
- 暖房性能:1.8kW → 2.0kW に向上。
- 別売り専用バッテリー:従来のリチウムイオン電池 → リン酸鉄リチウムイオン電池に進化。
- 充電サイクルは800回 → 4,000回 と大幅耐久アップ。
- 新機能追加
- 除湿モード
- 自動モード
- ペットケア
- 水漏れ防止アラート


単純にスペックアップだけでなく、利便性や安全性も大幅に改良されています。
うむ!ペットケアモードが追加されたあたりは称賛に値するニャ!
気になる冷却性能をエブリイワゴン車内で検証!
今回の検証は、同じEcoFlowのポータブル電源 DELTA3Plus(1024wh) を使用し、我が家のエブリイワゴン車内で冷却性能レビューを実施してみました。
※おそらく冷房性能1.8kwではハイエースの大空間を冷却することは難しいと思います。
- 外気温:約36℃
- 車内温度:約40℃
- 本体設定温度:20℃
- 風力:5段階中「レベル3」


稼働結果(昼間の炎天下)
稼働開始から約10分 で車内温度 40℃ → 38℃ に低下しました。
しかしまだ38℃もあり車内で過ごすには危険なレベルだニャ!

稼働開始から約1時間で車内温度 40℃ → 34℃ に低下しました。
まだまだ暑いニャ!設定をMAXに変更するニャ!

ということで設定温度をMAX( 16℃)、風量を MAX(レベル5) に変更。

設定変更後約20分後 → 車内温度は 32℃ まで下がりました。


その後、約1時間ほどでポータブル電源の残量が0になり検証終了。
EcoFlowのDELTA3Plus(1024wh)を使用して稼働開始は10:20頃、終了は12:30頃だったので 稼働時間は約2時間。
稼働時間2時間ではさすがに猛暑日の日中にポータブルバッテリーでの運用は難しいですね!
電源付きのキャンプ場とかなら、コンセントから直接給電できるのでアリかも!
ネコちゃんのお昼寝位にはちょうどいいかもニャ
日中に使ってみた感想
- 車内温度40℃から32℃まで下げられるのは正直すごい。
- とはいえ、「車内全体を冷やすクーラー」ではなく「スポットクーラー」 に近い。
- 本体の吹き出し口の前にいる人はしっかり涼しいが、車内全体を快適にするのは難しい。

真夏の日中、軽自動車でも車内を快適に冷やすのは厳しい印象ですが、これだけの炎天下でも温度を8℃下げられる性能はあるので猛暑日での運用は難しいですが気温30℃位の環境下であれば実用レベルになるかも。
まとめと次回予告
- コストコで79,800円はかなりお得感あり。(メーカー公式では149,930円、Amazonで11万円前後)
- WAVE2からの進化点は大きく、特に冷暖房能力アップ&バッテリー寿命大幅延長は魅力。
- 炎天下の日中での使用は「スポットクーラー」と割り切るのが正解。
ということで次回は 夜間(気温が落ち着いた時間帯)ではどれくらい快適に使えるか を検証予定です。
また結果を報告しますのでお楽しみに!
👉参考:【レビュー続編】EcoFlowポータブルエアコンWAVE3を夜間に車内で試してみた
